【2026】DTM初心者にオススメのオーディオインターフェイス5選!

DTM(デスクトップミュージック)の世界へようこそ!2026年現在、音楽制作はかつてないほど身近になり、スマートフォンやタブレットでも高品質な楽曲制作が可能になっています。しかし、本格的にDTMを始める上で、オーディオインターフェイスは避けて通れない重要な機材です。

オーディオインターフェイスとは、マイクやギターなどのアナログ信号をコンピューターが処理できるデジタル信号に変換したり、逆にコンピューターからのデジタル信号をヘッドホンやスピーカーで聴けるアナログ信号に変換したりする、DTMには欠かせない機材です 。

本記事では、2026年の最新トレンドを踏まえ、コストパフォーマンス、操作性、そして将来性を基準に厳選したDTM初心者におすすめのオーディオインターフェイス5機種をご紹介します!

目次

失敗しないオーディオインターフェイスの選び方!

さまざまなオーディオインターフェイス

数多くの製品の中から自分に最適な一台を選ぶために、初心者が特に注目すべき4つのポイントを解説します。

用途別の選び方

まずは、どのような用途でオーディオインターフェイスを使用するのかを明確にしましょう。音楽制作、ライブ配信、ポッドキャストなど、目的によって必要な機能が異なります。以下が特に重視したい項目です。

  • 音楽制作:高いビットレートとサンプリングレート
    • ボーカル録音:XLR入力とファンタム電源
    • ギター録音:Hi-Z対応入力
    • シンセ録音:ステレオのライン入力
    • DTM:付属するDAWやソフト音源
  • 配信・ゲーム実況:ループバック機能や低遅延(レイテンシー)
  • ポッドキャスト:シンプルな操作性

おもな接続端子

IXO22のフロントパネル
  • XLR端子:マイクの録音
  • 標準フォン端子:ギターやシンセの録音、スピーカーやヘッドフォンへの出力
  • コンボジャック:XLRと標準フォンどちらも接続できる端子
  • USB/Thunderbolt端子:パソコンやスマホとの接続
  • MIDI端子:MIDIキーボードなどの接続

オーディオインターフェイスとPCの接続方式はUSB Type-Cが主流です。Mac、Windows、そして多くのモバイルデバイスで共通して利用できるため、接続の汎用性が高いのが特徴です。

特にWindows PCでDTMを行う場合、ASIOに対応したモデルを選ぶことが必須です。ASIOは、Windows標準のドライバよりも高速で安定した音声処理を可能にするための規格です。Macは標準ドライバでASIOと同等の性能を持つため気にする必要はありませんが、Windowsユーザーは製品がメーカー独自のASIOドライバを提供しているかを確認しましょう 。

ビットレートとサンプリングレート

Studio Oneでの音質設定画面

bitはビットレート、kHzはサンプリングレートのことで、録音や再生の精度を示す値です。”理論上は”この数字が大きければ大きいほど高音質での録音や再生が可能です。

ビットレート
単位時間当たりに転送または処理されるデータのビット数。音声や動画データの圧縮の際などに用いられる。一般的な単位としてbps(ビット毎秒)が使われる。

デジタル大辞泉

サンプリングレート
アナログ信号をデジタルで表現する場合に、アナログの電圧をチェックする1秒あたりのサンプル数。この数値が大きいほど、アナログ信号をより正確に表現できる。CDには44.1kHzのサンプリング・レートが採用されており、この場合、毎秒44,100回のアナログ信号をチェックしている。

デジタル大辞泉

CDの音質は16bit/44.1kHzなので、楽曲制作時はそれより上(24bit/48kHzなど)に設定するのが一般的です。なお、この記事で紹介する製品はすべて24bit/192kHz以上なので、深く考える必要はありません。

入出力(I/O)数

初心者の場合、まずは「2IN/2OUT」のモデルから始めるのが一般的です。

<用途><推奨I/O数><接続例>
弾き語り・ボーカル録音2IN/2OUTマイク1本 + ギター1本
キーボード・シンセ2IN/2OUTステレオ出力のキーボード
バンド録音(ドラム以外)4IN/4OUT~マイク2本 + ギター2本

DTM初心者にとって、マイクとギターを同時に接続できる2IN/2OUTは、もっとも汎用性が高く、多くのエントリーモデルがこの仕様を採用しています。

ループバック機能

近年、DTMと並行してゲーム実況や音楽配信を行うユーザーが増えています。このような用途を想定している場合、ループバック機能の有無は非常に重要です。

ループバック機能とは、PCで再生されている音(BGMやDAWの音)と、マイクから入力された音をミックスし、再びPCへ送り返す機能です。この機能がないと、配信で自分の声とBGMを同時に流すことができません。特にSteinbergやRolandの製品は、この機能に力を入れている傾向があります。

付属ソフト

DAW(Studio One)の画面

オーディオインターフェイスには、DAW(Digital Audio Workstation:音楽制作ソフト)のLite版や、エフェクトプラグインがバンドルされていることがほとんどです。

例えば、Steinberg製品にはCubase AI、Focusrite製品にはAbleton Live Liteなどが付属します。これらの付属ソフトだけでも本格的な音楽制作を始めることが可能です。特に初心者は、付属ソフトの充実度も製品選びの大きなポイントとなります。

①UR22MK3/Steinberg

  • 参考価格(税込) ¥19,800

Steinberg「UR12MK3」は、24bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、演奏の細部まで忠実に再現するオーディオインターフェイス。付属DAW「Cubase AI」や、「Steinberg Plus」に含まれる多数のソフト音源を活用することで、購入後すぐに音楽制作を始められます。2025年10月までは「IXO22」として販売されていた製品です。

コンパクトかつ軽量なデザインは、自宅用だけでなく持ち運びにも最適。USB Type-C接続により、Mac、Windows、iPad、iPhoneなど幅広いデバイスに対応。ドライバをインストールする必要がないクラスコンプライアント製品なので、iOS接続時も簡単に使用可能です(※Androidは不可)。

遅延のないダイレクトモニタリング機能により、快適な録音環境を実現。さらに、配信に便利なループバック機能を搭載し、楽器やPC音声を手軽にミックスして配信可能。

本体のカラーバリエーションは白(IXO22 W)黒(IXO22 B)の2種類。価格は2万円を切っていて、初心者の方にも導入しやすい一台です!

②URX22C/Steinberg

  • 参考価格(税込) ¥26,000

Steinberg「URX22C」は、32bit/192kHzの高解像度録音再生に対応し、演奏の細部まで忠実に再現するオーディオインターフェイス。付属DAW「Cubase AI」「Cubasis LE」や、「Steinberg Plus」に含まれる多数のソフト音源を活用することで、購入後すぐに音楽制作を始められます。2025年10月までは「UR22C」として販売されていた製品です。

さきほどの「UR22MK3」とのおもな違いは、32bit/192kHzに対応している点と内蔵DSPエフェクトを搭載している点です。

D-PREマイクプリアンプやHi-Z端子、ファンタム電源、MIDI入出力を搭載し、DSPによる遅延のないモニタリングも実現。コンパクトかつ堅牢なボディとUSBバスパワー駆動により、ホームスタジオから外出先まで、あらゆるシーンで高品質なサウンドを提供します。

クラスを超えた高品質なアナログ回路と強化されたヘッドフォン出力により、色付けのないクリアな音色と豊かなダイナミクスを楽しめる、初心者からプロまで幅広いニーズに応える高機能オーディオインターフェイスです。

③Scarlett 2i2/Focusrite

  • 参考価格(税込) ¥28,600

Focusrite「Scarlett2i2(gen4)」は、2023年に発売されたScarlett(スカーレット)シリーズの第4世代。24bit/192kHzに対応するパワフルかつ高音質なオーディオインターフェイス。69dBの広いゲインレンジを持つ最新のマイクプリアンプと120dBのダイナミックレンジを誇るスタジオ品質のコンバーターを搭載し、どんなジャンルでもプロ仕様の録音が可能です。さらに、Focusrite伝統の「Air Mode」が高音域の存在感を引き出し、豊かな倍音を付加します。

「オートゲイン機能」により、ボタンを押して演奏するだけで適切な入力レベルに自動調整。さらに「クリップセーフ機能」で録音時の音割れを防ぎ、快適なレコーディング環境を提供します。また、視認性の高いLED「ダイナミックゲインHalo」により、入力レベルを直感的に確認できます。

独自設計のヘッドフォンアンプにより、ラウドかつ明瞭なモニタリングが可能。PC内部の音声を簡単にミックスできる「ループバック機能」も搭載し、ライブ配信やサンプリングにも最適です。

「Ableton Live Lite」「Avid Pro Tools Artist」などのDAWに加え、ボーカルピッチ補正ソフト「Auto-Tune」や、プロ仕様のエフェクトが揃った「Hitmaker Expansion」など、多彩なプラグインが付属します!

④M2/MOTU

  • 参考価格(税込) ¥35,970

MOTU「M2」は、24bit/192kHzの高解像度録音再生にオーディオインターフェイス。数十万円クラスの機材にも採用されるデジタルアナログコンバーター「ESS Sabre32 Ultra DAC」を搭載。クリアで原音に忠実なそのサウンドは2019年の発売当時大きな話題となりました。

超低レイテンシーを実現する独自のUSBドライバーにより、96kHzでもわずか2.5msのラウンドトリップレイテンシーを実現。これにより、リアルタイムでの演奏や録音がスムーズに行えます。さらに、フルカラーLCDメーターを搭載しており、入出力レベルを視覚的に確認しながら最適なレコーディング環境を整えられます。

また、ライブ配信やポッドキャストに便利なループバック機能を搭載し、PCの音声とマイクや楽器の入力を簡単にミックスして配信可能。YouTubeやストリーミングプラットフォームで高品質なサウンドを実現できます。

音楽制作をすぐに始められるDAW「Performer Lite」「Ableton Live Lite」、さらにBig Fish AudioやLoopmastersのループ素材が付属。Mac/PC/iOSとの互換性も高く、スタジオからモバイル環境まで幅広く活用できます。

⑤Volt 276/Universal Audio

  • 参考価格(税込) ¥40,740

Universal Audio「Volt 276」は、ミュージシャンやプロデューサー、ライブ配信者、コンテンツ制作者に向けて設計された24bit/192kHz対応のオーディオインターフェイス。MacやPCはもちろん、iPadやiPhoneにも対応しており、どこでも手軽にスタジオクオリティの録音が可能です。

最大の特徴は、UAの名機1176を基にした「76 Compressor」。ボーカルやギター、シンセなどの音にパンチと明瞭さを加えることができます。あらかじめ用意された3つのプリセットを選ぶだけで、誰でも簡単にプロ品質のコンプレッションを適用できます。

さらに、UAの伝説的な610チューブプリアンプをエミュレートした「ビンテージ・マイクプリアンプ・モード」を搭載しており、ボーカルや楽器を温かみのある豊かなサウンドで録音でき、まるでクラシックなレコーディングスタジオにいるかのような体験が得られます。

堅牢なメタル筐体とレトロな木製サイドパネルを採用した洗練されたデザインは、長時間の使用にも耐え得る高い耐久性を備えています。

さらに、「Ableton Live 11 Lite」「Melodyne Essential」、「UJAM Virtual Drummer」といった業界トップクラスの音楽制作ソフトウェアが付属しており、購入後すぐに本格的な音楽制作を始めることができます。iPadやiPhoneと組み合わせれば、外出先でのビート制作や録音、楽曲編集もスムーズに行え、インスピレーションを逃しません。

オーディオインターフェイスの使い方

STEP1ドライバーのインストール

多くのオーディオインターフェイスは専用ドライバーが必要です。メーカーの公式サイトから最新版をダウンロードし、インストールしてください。

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クラスコンプライアントに対応した製品はインストール不要!

STEP2 機器の接続

  1. オーディオインターフェイスをパソコンにUSBまたはThunderboltで接続
  2. マイクや楽器を適切な入力端子に接続
  3. モニタースピーカーやヘッドホンを出力端子に接続

STEP3 ソフトウェアの設定

DAW側でオーディオインターフェイスを認識させる設定を行います。

  • 入力・出力デバイスとしてオーディオインターフェイスを選択
  • サンプリングレートとバッファサイズを設定

STEP4 録音・配信の開始

  1. マイクゲインを適切に調整
  2. 録音レベルを確認し、クリッピングしないよう注意
  3. 必要に応じてエフェクトやEQを調整

トラブルシューティング

  • 音が出ない場合:接続設定やドライバーの確認
  • レイテンシーが大きい場合:バッファサイズの調整
  • ノイズが入る場合:ケーブルや電源環境の確認

よくある質問(FAQ)

Q1: オーディオインターフェイスが必要な理由は?
A: 高音質での録音やモニタリング、遅延の少ない音声処理が可能になるため、クリエイティブな作業に最適です。

Q2: 初心者におすすめの価格帯は?
A: 初めての場合、1~2万円程度のエントリーモデルがおすすめです。基本的な機能が揃っており、操作も簡単です。

Q3: USBとThunderboltの違いは?
A: USBは広く普及しており手軽に使用できますが、Thunderboltはより高速で低レイテンシーな処理が可能です。

Q4: DAW(録音ソフト)との相性は?
A: ほとんどのオーディオインターフェイスは主要なDAWに対応していますが、事前にメーカーの対応状況を確認しましょう。

Q5: モバイル環境でも使える?
A: バスパワー対応のUSBオーディオインターフェイスであれば、ノートPCやタブレットでも使用可能です。

Q6: ノイズ対策はどうすればいい?
A: ケーブルの品質を向上させる、電源環境を見直す、適切なゲイン調整を行うことでノイズを軽減できます。

まとめ

【2026】DTM初心者にオススメのオーディオインターフェイス5選!
今回紹介したオーディオインターフェイス
スクロールできます
製品名価格特徴的な機能付属DAW
UR22MK3¥19,800軽量コンパクト、24bit/192kHzCubase AI
URX22C ¥26,000DSPエフェクト、32bit/192kHzCubase AI他
Scarlett 2i2 ¥28,600Airモード、高ダイナミックレンジAbleton Live Lite他
M2¥35,970ESS Sabre32 Ultra DAC、液晶メーターAbleton Live Lite他
Volt 276¥40,740Vintage Preamp、76 CompressorAbleton Live Lite

*価格は2026年1月時点のAmazon販売価格

DTM初心者にとって、オーディオインターフェイス選びは最初の大きな一歩です。ここで紹介した5機種は、いずれも高い評価と実績を持つ優れたモデルですが、あなたの制作スタイルによって最適な一台は異なります。

  • まず低予算で試すなら:UR22MK3
  • 音質最優先で選びたいなら:M2/Scarlett 2i2
  • エフェクト重視なら:Volt 276/URX22C

この記事が、あなたのDTMライフを豊かにする最高の相棒を見つける手助けとなれば幸いです!

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