「UAD Spark」とは?サブスク解禁とネイティブ化!

Universal Audioは3月30日、サブスクリプションサービス「UAD Spark」を発表しました。
取り急ぎ、サービスの概要や私の考察をまとめました。

目次

概要

「UAD Spark」は、プロオーディオ業界標準のUADプラグインと新しいUADインストゥルメントを世界中の音楽クリエイターに提供する新しいサブスクリプションサービス。

料金プランは$19.99/月または$149.99/年
最初の14日間は無料で試すことができ、Voltユーザーの場合はこの期間が1カ月に延びる。

現在利用できるのはMacのみ。Windows版は今年後半登場予定。

認証にはUADアカウントiLokアカウントが必要。

現在のラインナップ

UADxプラグイン

  • Neve 1073 Preamp & EQ Channel Strip
  • API Vision Channel Strip
  • UA 1176 Classic Limiter Collection
  • Teletronix LA-2A Leveler Collection
  • Lexicon 224 Digital Reverb
  • Studer A800 Tape Recorder
  • API 2500 Bus Compressor
  • Galaxy Tape Echo
  • Pure Plate Reverb

インストゥルメント

  • Opal Morphing Synthesizer
  • Moog Minimoog D
  • Ravel Grand Piano
  • Waterfall B3 Organ

役立つリンク

最後の記事によると、MacBook Pro M1 Max(メモリ64GB)で242個のUADxプラグインを実行できたようです。これはOCTO4台分に相当するとのこと。

考察

従来のUADプラグインはDSPによって動作するプラグインであったため、それらが搭載されている「Apollo」や「Satellite」などのハードウェアを所有していなければ、使用することはおろか試すことさえもできませんでした。

「UAD Spark」の登場でこの状況が大きく覆ります。

DSPでなくCPUベースで動作するようになるということは、誰でも気軽にUADプラグインが使えるようになるということ。高価なUniversal Audio製品に手が出せないライト層を新規顧客として取り込むことが最大の狙いなのだと考えます。

昨年末「Voltシリーズ」で初心者用低価格インターフェイス市場へ参入したことと合わせて考えると、決して不自然な流れではありません。

まとめ

今回の発表は新規ユーザーにとっては素晴らしいニュースですが、これまで多額のお布施をしてきたわれわれ既存ユーザーからすると少し複雑ですね。

とはいえ、サービスはまだ始まったばかり。ラインナップは少なく、既存ユーザーの優位性はもうしばらく揺るがないと思います。

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