アマチュアミュージシャンのみなさん、自身の作品をCDにして頒布する際、どのような基準でCDプレス業者を選んでいますか?
納期だったり品質だったりいろいろあるかと思いますが、結局のところ価格を重視する方がもっとも多いのではないでしょうか。

プレスCDは市販のCDと同等のクオリティで製造できる一方、プレス代が十数万円となってしまうことも、枚数やブックレットのページ数にもよりますが、決して珍しくありません。
元が取れると分かっていれば抵抗なく支払えるでしょう。しかし、それは実際に売ってみない限り分かりません。あっという間に完売するかもしれないし、大量に在庫を抱えてしまうかもしれない。そういった不安から、CDリリースに二の足を踏んでしまう方も少なくないと思います。
というわけで、今回は主要な業者のプレス代を比較し、安価にCDプレスを依頼できる業者はどこか調査してみたいと思います!この記事をきっかけに、一人でも多くの方に同人CD制作の楽しさを知ってもらえれば幸いですm(__)m


完パケプランの価格を比較

今回の調査では、もっとも一般的である“完パケ”と呼ばれる内容で条件を統一しています。
ディスクは海外プレス500枚で、盤面はシルクまたはオフセット印刷。ケースは10mmジュエル。印刷物はジャケット・バックインレイ・帯の3点。送料は本州1か所込。
そして、各業者に対してジャケットのページ数が2P(ペラ)、4P(二つ折り)、6P(三つ折り)の3パターンで調査しました。シングルの場合は2Pまたは4P、アルバムの場合は6Pという想定です。
6Pに10曲分の歌詞を収めようとすると結構ギリギリになりますが、不可能ではありません。
本記事に記載している価格は2023年9月10日時点です。
①SANKO MEDIA.COM
通常製造 (14営業日~)
- 2P
¥59,800→¥72,500 - 4P
¥60,800→¥72,500 - 6P
¥66,300→¥78,100
※データチェック代¥3,000込
特急製造 (10営業日~)
- 2P
¥64,800→¥77,500 - 4P
¥65,800→¥77,500 - 6P
¥71,300→¥83,100
※データチェック代¥3,000込
ジャケット2P/4P/6P全パターンで最安だったのが、大阪府大阪市に本社を置く株式会社クラウドナインが運営する「SANKO MEDIA.COM(三光メディア)」。
納期が通常の場合と特急の場合で料金が異なり、特急は5,000円高くなるものの納期が4営業日ほど短縮されます。
実際に注文して検証してみました!(25/8/18)

CLOUD9
また、同会社が運営する別サービスの「CLOUD9」は、高額になりがちな国内プレスを驚くべき低価格で提供しています。
②Press Station
最安プレス (12~20営業日)
- 2P
¥59,636→¥72,273 - 4P
¥61,545→¥72,363 - 6P
¥68,182→¥78,000
※サイトは税込表示だが比較のため税抜表示
最速プレス (9~10営業日)
- 2P
¥66,364→¥82,000 - 4P
¥67,273→¥84,000 - 6P
¥71,182→¥90,545
※サイトは税込表示だが比較のため税抜表示
「SANKO MEDIA.COM」とほぼ同水準で安かったのが、神奈川県大和市に本社を置くオレンジインコーポレイテッド株式会社が運営する「Press Station」。
ディスクは海外プレスであるものの、ジャケットなどの印刷物やアッセンブリ(組立)は日本国内の工場で行っている点が特徴。
③みんなのプレス屋さん
10~14営業日
- 2P
¥59,100→¥91,500 - 4P
¥61,500→¥95,000 - 6P
¥67,800→¥100,000
兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社関西メディアが運営する「みんなのプレス屋さん」はジャケット2Pのとき最安でしたが、3万円以上の値上げとなり「SANKO MEDIA.COM」の方が安くなっています。
まとめ

というわけで、安価にCDプレスを依頼できる業者の比較記事でした。と言ってもここで紹介したのはあくまで一例です。実際には数えきれないくらいのプレス業者があり、特徴も様々です。
一昔前に比べればプレス代は劇的に安くなっていますし、100枚や300枚といった小ロットでの製造もできるようになりました。ぜひ、みなさんもCDを作ってコミケなどの同人イベントに参加してみてくださいm(__)m

