れれれP公式サイト【L3Project】/ 自身の作品紹介や楽曲制作テクニックなど

【上級編】必ず役立つコード理論

カノン進行
|C |G/B |Am |G |F |Em |Dm |G |

これがカノン進行の基本形です。
今回は、様々なコード理論を使ってこの進行を装飾していきます。
便宜上カノン進行で説明を行いますが、それ以外の進行でももちろん使えます。

難しい話が多くなりますが、とにかく型さえ覚えてしまえば
理論は詳しく知らなくても問題ありません。
どうぞ気構えずにお読みください。

目次

①ツーファイブ

|C |G/B |Am |Gm C |F ~後半省略

ツーファイブ(Ⅱm→Ⅴ→Ⅰ)を本来ツーファイブでない部分に挿入する手法です。
4~5小節目をGm→C→Fにするパターンがよく使用されます。

考え方

まず5小節目のサブドミナント(Ⅳ)であるFをトニック(Ⅰ)とみなします。
Fがトニックとなったので、一時的にキーをFメジャー(♭×1)にして考えます。
(このような完全5度下のキーを”下属調”と言います)
Fメジャーにおけるツーファイブ(Ⅱm→Ⅴ→Ⅰ)は、Gm→C→Fですね。

②セカンダリードミナント

|C |E |Am |G |~後半省略

任意のコードをトニック(Ⅰ)とみなしたときのドミナント(Ⅴ)をセカンダリードミナントと言います。
カノン感が薄まって面白いです。

考え方

まず3小節目のAmをトニック(Ⅰ)とみなします。
マイナーコードもメジャーコードとして扱うのでこの場合Aになります。
Aがトニックとなったので、一時的にキーをAメジャー(#×3)にして考えます。
Aメジャーにおけるドミナント(Ⅴ)はEですね。

頻出セカンダリードミナント
・Dm(Ⅱm)に対しての A(Ⅵ)
・G(Ⅴ)に対しての D(Ⅱ)
・Am(Ⅵm)に対しての E(Ⅲ)

E→Am以外にも、D→GやA→Dmという使われ方があります。
普段耳にするのはだいたいこの3パターンです。

③組み合わせ(①+②)

|C |Bm-5 E |Am |G |~後半省略

ツーファイブ+セカンダリードミナントのパターン。
Official髭男dismの「Pretender」のサビ等、J-POPで頻繁に耳にする進行です。

カノン進行ではAmをトニック(Ⅰ)、Eをドミナント(Ⅴ)とみなす、
Bm-5→E→Amというパターンが頻繁に使用されます。

考え方

E→Amの進行をツーファイブのⅤ→Ⅰとみなします。
このときのキーはAメジャー(#×3)です。
Aメジャー上でEにツーファイブでつながるコードはBmですね。

今回のようなⅠmで終わる短調のツーファイブは
ⅡmをⅡm-5とするのが通例です。

④ドッペルドミナント

前半省略~|F |Em |D |G |

②の最後に例として出したG(Ⅴ)に対しての D(Ⅱ)、
つまりドミナント(Ⅴ)に対するセカンダリードミナントをドッペルドミナントと言います。
ドミナントが連続することになり、力強く魅力的なコード進行となります。

考え方

8小節目のGをドミナント(Ⅴ)をⅠとみなします。
Gがトニックとなったので、一時的にキーをGメジャー(#×1)にして考えます。
(このような完全5度上のキーを”属調”と言います)
Gメジャーにおけるドミナント(Ⅴ)はDですね。

⑤王道進行を組み込む

前半省略~|F G |Em Am |Dm |G |

5~6小節目を王道進行にするパターン。
|F |Em |と王道進行は似ているので自然に溶け込みます。

①~⑤を全部使った例

|C |Bm-5 E |Am |Gm C |F G/F |E Am |D |G |

基本形と比べるとかなりドラマチックな進行になったかと思います。
理論的な破綻がなく自然な進行なので汎用性も高いです。

まとめ

いかがでしたか?
よく使われるコード理論の一部を簡単にご紹介しました。

みなさんの曲作りに活かしていただければ幸いです。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる