Roland「BRIDGE CAST」3機種徹底比較レビュー!X・ONEとの違いや使い方解説

ゲーム配信の音質を上げたいと思っても、マイク、ゲーム音、ボイスチャット、BGMを個別に管理するのは簡単ではありません。OBSなどの配信ソフトでも音量を調整できますが、ゲーム中に設定画面を開いて操作するのは手間がかかります。

そこで候補になるのが、Rolandの配信用オーディオミキサー「BRIDGE CAST」シリーズです!

現在は、標準モデルの「BRIDGE CAST」、HDMI映像キャプチャーを搭載した「BRIDGE CAST X」、コンパクトな「BRIDGE CAST ONE」という3機種が展開されています。

先に結論をまとめると、PCゲーム配信で音量を素早く操作したいなら「BRIDGE CAST」、PS5やNintendo Switch、2PC配信まで1台にまとめたいなら「BRIDGE CAST X」、省スペース性と価格を優先するなら「BRIDGE CAST ONE」がおすすめです。

この記事では、3機種の価格、サイズ、端子、マイク機能、操作性、映像キャプチャー機能などを比較し、用途別に選び方を解説します!

目次

BRIDGE CASTシリーズ3機種の違いを先に結論

BRIDGE CASTシリーズは、基本的な音声処理に共通点が多い製品です。3機種ともSTREAM MIXとPERSONAL MIXによる2系統のミックス、XLRマイク入力、48Vファンタム電源、ボイスチェンジャー、マイク用エフェクトなどに対応しています。

そのため、「上位モデルほど必ずマイク音質がよい」という単純な選び方ではなく、次の違いを基準に選ぶことが重要です。

「BRIDGE CAST」がおすすめの人

Roland「BRIDGE CAST」
  • PCゲームを中心に配信する
  • マイク、ゲーム、チャットなどを個別のノブで操作したい
  • すでにキャプチャーボードを持っている
  • 映像機能より音声ミキサーとしての使いやすさを重視する
  • 価格と操作性のバランスを取りたい

「BRIDGE CAST X」がおすすめの人

Roland「BRIDGE CAST X」
  • PS5やNintendo Switchのゲーム映像を取り込みたい
  • ゲーム用PCと配信用PCを分けたい
  • HDMIカメラを配信や動画収録で使用したい
  • OBS操作や効果音再生を本体へまとめたい
  • キャプチャーボードと音声ミキサーを1台に集約したい

「BRIDGE CAST ONE」がおすすめの人

Roland「BRIDGE CAST ONE」
  • デスク上のスペースを節約したい
  • 配信中に複数チャンネルを頻繁に操作しない
  • ボイスチャットや通話の音質を整えたい
  • コンパクトなXLRマイク環境を作りたい
  • HDMI映像キャプチャーを必要としない

BRIDGE CASTシリーズのスペック比較表

スクロールできます
BRIDGE CASTBRIDGE CAST XBRIDGE CAST ONE
参考価格¥37,400¥68,200¥29,700
ミキシングバス2系統
ミックスSTREAM/PERSONAL
XLRマイク入力あり
48Vファンタム電源対応
最大マイクゲイン75dB
信号処理24ビット、内部32ビット浮動小数点
サンプリング周波数44.1/48/96kHz
本体の音量操作4つのチャンネルノブダイヤル+ボタン
HDMI入力なし2系統なし
HDMI THRUなし1系統なし
USB映像出力なし1080p/60fpsなし
CONTROL PADなし6個なし
LINE OUTあり
AUXあり
外形寸法222×110×70mm269×130×70mm111×109×56mm
質量450g1.35kg275g

3機種ともAD/DA 24ビット、内部32ビット浮動小数点処理を採用し、Windowsでは44.1kHz、48kHz、96kHzに対応します。「BRIDGE CAST X」はmacOS、iOS、その他で48kHz、「BRIDGE CAST ONE」はmacOS、その他で48kHzです。

ただし、規定入出力レベルやマイク入力インピーダンスなど、細部の仕様は機種ごとに異なります。基本機能が似ているからといって、内部を含むすべての音声仕様が完全に同一とまではいえません。

3機種に共通する主な特徴

Roland「BRIDGE CAST」シリーズ

配信音とモニター音を分けられるデュアルバス

BRIDGE CASTシリーズ最大の特徴は、STREAM MIXとPERSONAL MIXという2系統のオーディオミキシングバスです。視聴者へ送る音と、自分がヘッドホンで聴く音を別々のバランスに設定できます。

例えば、FPSでは敵の足音を聞くため、自分のヘッドホンではゲーム音を大きくしたい場面があります。しかし、その音量をそのまま配信すると、視聴者には実況者の声が聞き取りにくくなるかもしれません。

デュアルバスを使えば、自分用ではゲーム音を優先しながら、配信用ではマイクを前に出すという調整ができます。Discordなどのチャット音声も、自分用と配信用で異なるバランスに設定できます。

最大75dBゲインのXLRマイク入力

3機種ともXLRマイク入力を備え、48Vファンタム電源に対応しています。ローランドはBRIDGE CASTシリーズのマイクプリアンプについて、75dBまでブーストできると案内しています。

ダイナミックマイクだけでなく、ファンタム電源を必要とするコンデンサーマイクも接続可能です。ヘッドセットやインラインマイクにも対応するため、配信内容や設置スペースに合わせて入力方法を選べます。

配信向けマイクエフェクトを内蔵

マイク用として、ボイスチェンジャー、ノイズサプレッサー、コンプレッサー、イコライザー、ディエッサー、リバーブ、ローカットが用意されています。

ローカットは不要な低域を抑え、ノイズサプレッサーは背景ノイズを小さくするための機能です。コンプレッサーは声の音量差を整え、ディエッサーは歯擦音を抑える目的で使用します。

これらを本体のDSPで処理できる点は、一般的なUSBオーディオインターフェースとの大きな違いです。OBSで配信用プラグインを組み上げなくても、マイク音声を調整した状態でPCへ送れます。

ボイスチェンジャーに対応

ローランドのVTシリーズ由来のボイスチェンジャーを搭載していることも、BRIDGE CASTシリーズの特徴です。ピッチとフォルマントを調節し、声の高さやキャラクターを変化させられます。

ゲーム実況の演出だけでなく、VTuber配信や匿名性を意識したボイスチャットでも活用できます。ただし、自然に聞こえる設定は声質や話し方によって変わるため、実際の配信前に録音して確認することをおすすめします。

Game EQとバーチャルサラウンド

ゲーム用EQでは、特定の周波数帯域を調整し、ゲーム内で重視したい音を聞き取りやすくできます。ローランドは、敵の足音などを強調する使い方を紹介しています。

バーチャルサラウンドの対象入力や接続条件は機種によって異なります。「BRIDGE CAST X」ではHDMIおよびGAME、「BRIDGE CAST ONE」ではGAME/AUXに対してバーチャルサラウンド関連の処理が用意されています。

ゲーム機で使用する場合は、「本体が対応しているか」だけでなく、どの端子から音声を入力するのかも確認しておきましょう。

BRIDGE CASTをレビュー|操作性と価格のバランスがよい標準モデル

「BRIDGE CAST」は、音声ミキサーとしての操作性を重視したスタンダードモデルです。本体中央には4つのチャンネルノブが並び、マイク、AUX、チャット、ゲームなどの音量を手元で操作できます。

各ノブへ割り当てる音源は、配信環境に合わせてカスタマイズできます。ゲーム中にチャット音声だけを下げたい場合でも、対象ノブへすぐに手を伸ばせます。

Roland「BRIDGE CAST」

「BRIDGE CAST ONE」のように、操作するチャンネルを選んでから音量を変える必要がないため、配信中の操作頻度が高い人には使いやすい構成です。

本体サイズは222×110×70mm、質量は450gです。USB Type-Cの音声端子に加え、USB給電用端子、XLRマイク入力、PHONES/HEADSET、AUX、LINE OUTを備えています。

一方、HDMI入力や映像キャプチャー機能はありません。PS5やNintendo Switchなどの映像をPCへ取り込みたい場合は、別途キャプチャーボードを用意する必要があります。

BRIDGE CASTのメリット

  • 4つのチャンネルノブを直接操作できる
  • デュアルバスで配信音とモニター音を分けられる
  • XLRマイクと48Vファンタム電源に対応
  • マイク用エフェクトが充実している
  • 「BRIDGE CAST X」より導入費用を抑えやすい
  • ブラックに加えてICE WHITEモデルも選べる

BRIDGE CASTのデメリット

  • HDMI映像キャプチャーを搭載していない
  • USBによる音声・映像対応の2PC構成はXほど簡単ではない
  • CONTROL PADを搭載していない
  • 細かな設定には専用アプリを使用する

「BRIDGE CAST」は、PCゲーム配信を中心に行う人や、すでにキャプチャーボードを所有している人に適しています。音声を手元で頻繁に操作するなら、3機種の中で価格と使いやすさのバランスを取りやすいモデルです。

BRIDGE CAST Xをレビュー|映像キャプチャー搭載のオールインワンモデル

「BRIDGE CAST X」は、BRIDGE CASTシリーズの音声ミキサー機能にHDMI映像キャプチャーを組み合わせたモデルです。

2系統のHDMI入力と1系統のHDMI THRU出力を備え、ゲーム機、PC、HDMIカメラなどを接続できます。また、USB IとUSB IIという2系統のUSB-C端子を搭載しており、USB IIは映像と音声の出力に対応します。

4K入力・スルー対応だがUSB出力は1080p

Roland「BRIDGE CAST X」背面

「BRIDGE CAST X」のHDMI IN/THRUは、4K/60pやHDRに対応します。1080p/240Hz、1440p/144Hzなど、複数の入力・スルー形式も仕様に掲載されています。

ただし、USB IIからPCへ出力できる映像は、1920×1080、1280×720、640×480で、フレームレートは最大60fpsです。

つまり、対応する4K映像を入力してTHRU端子からモニターへ送ることはできますが、USB経由で4KのままOBSへ取り込む製品ではありません。USB映像出力は最大1080p/60fpsという点を理解して選びましょう。

HDMI入力は同時合成・シームレス切り替え非対応

HDMI入力は2系統あるため、ゲーム機を2台接続したままにしたり、ゲーム機とカメラを接続したりできます。

ただし、一度に有効にできるHDMI入力は1系統です。また、HDMI入力間のシームレスな切り替えには対応していません。

複数カメラを瞬時に切り替える映像スイッチャーとして使用することはできないため、カメラ演出を重視する配信では別の映像機器も検討する必要があります。

2PC配信を構築しやすい

ゲーム用PCと配信用PCを分ける2PC配信にも対応します。USB IIから配信用PCへ映像と音声を送り、USB IやHDMIをもう一台のPCとの接続に利用できます。

ゲームの処理と配信・録画処理を別々のPCへ分けたい場合、外部キャプチャーボードと複数の音声機器を組み合わせるより、接続をまとめやすいことがメリットです。

6個のCONTROL PADを搭載

Roland「BRIDGE CAST X」

本体右側には6個のCONTROL PADがあり、OBSのコマンド、効果音、音楽などを割り当てられます。ページ切り替えを利用すると、最大30個のショートカットへアクセスできます。

配信開始・終了、OBSのシーン切り替え、効果音再生など、よく使う操作を本体へ集約できます。ただし、本格的な配信コントローラーと機能が完全に同じという意味ではありません。必要なOBSコマンドやアプリ操作を割り当てられるか、導入前に確認すると安心です。

BRIDGE CAST Xのメリット

  • HDMI映像キャプチャーを内蔵
  • 2系統のHDMI入力とTHRU出力を搭載
  • 4K/60pやHDRの入力・スルーに対応
  • USB映像出力は最大1080p/60fpsに対応
  • 2系統のUSB-C端子で2PC配信を構成しやすい
  • CONTROL PADでOBSや効果音を操作できる
  • 音声と映像の配線を1台へまとめやすい

BRIDGE CAST Xのデメリット

  • 3機種で最も価格が高い
  • 本体サイズが大きく質量も1.35kgある
  • USBから4K映像を出力できない
  • HDMI入力を同時に映像合成できない
  • HDMI入力間のシームレスな切り替えに対応しない

「BRIDGE CAST X」は、PS5やNintendo Switchの配信環境を新しく構築する人、2PC配信を行う人、HDMIカメラを使いたい人に向いています。

反対に、PCゲーム配信だけを行う場合や、すでに性能のよいキャプチャーボードを所有している場合は、「BRIDGE CAST」のほうが合理的な可能性があります。

BRIDGE CAST ONEをレビュー|小型でも主要な音声機能を搭載

「BRIDGE CAST ONE」は、111×109×56mm、275gという小型・軽量設計が特徴です。「BRIDGE CAST」の横幅は222mmなので、ONEは約半分の横幅に収まります。

コンパクトですが、2系統のミキシングバス、XLRマイク入力、48Vファンタム電源、AD/DA 24ビット、内部32ビット浮動小数点処理、マイク用エフェクトを搭載しています。

「小さいからマイク機能も大きく削られている」という製品ではありません。むしろ、シリーズの主要な音声機能を残しながら、本体上の操作方法を整理したモデルです。

大型ダイヤルと選択ボタンで操作

Roland「BRIDGE CAST ONE」

「BRIDGE CAST ONE」では、中央の大型ダイヤルとMIC、CHAT、GAMEなどのボタンを組み合わせて音量を調整します。

4チャンネルにそれぞれ専用ノブを持つ「BRIDGE CAST」や「BRIDGE CAST X」と比べると、複数音源を連続して調整するときの操作数は増えます。

ただし、配信開始前に音量バランスを設定し、配信中はミュートやゲーム・チャットのバランスをときどき変える程度なら、大きな問題にはなりにくいでしょう。

LINE OUTも搭載

Roland「BRIDGE CAST ONE」背面

「BRIDGE CAST ONE」には、XLRのMIC端子、CTIA対応のHEADSET端子、TRRSのAUX端子、TRSのLINE OUT端子、USB Type-C端子があります。

モニタースピーカーなどへ音声を送るLINE OUTも省略されていません。ただし、LINE OUTはステレオミニ端子です。標準フォーンやXLR入力を持つモニタースピーカーと接続する場合は、適切なケーブルを用意する必要があります。

BRIDGE CAST ONEのメリット

  • 111×109×56mmのコンパクト設計
  • 質量275gで持ち運びやすい
  • XLRマイクと48Vファンタム電源に対応
  • デュアルバスを搭載
  • 主要なマイクエフェクトを利用できる
  • LINE OUTも搭載
  • 3機種の中で導入費用を抑えやすい

BRIDGE CAST ONEのデメリット

  • 独立した4つのチャンネルノブを搭載しない
  • 音量調整時に対象チャンネルを選択する必要がある
  • HDMI映像キャプチャーを搭載しない
  • USB端子は1系統
  • CONTROL PADを搭載しない

「BRIDGE CAST ONE」は、ボイスチャット、雑談配信、コンパクトなPCゲーム配信環境に向いています。キーボード、マウス、マイクアームなどでデスクが狭い人にとって、省スペース性は大きなメリットです。

BRIDGE CASTとBRIDGE CAST Xの違い

Roland「BRIDGE CAST」背面

両機種の最大の違いは、映像と接続性です。「BRIDGE CAST」は音声ミキサーに特化しており、HDMI入力を搭載していません。「BRIDGE CAST X」は2系統のHDMI入力、1系統のHDMI THRU、USB映像出力を搭載しています。

Roland「BRIDGE CAST X」背面

また、「BRIDGE CAST X」はUSB-C端子を2系統備え、CONTROL PADも搭載しています。PS5やNintendo Switch、HDMIカメラ、2PC配信を考えているなら、Xを選ぶ理由が明確です。

一方、PCゲーム配信が中心で映像キャプチャーが不要なら、「BRIDGE CAST」でも主要な音声ミキサー機能を利用できます。価格差をキャプチャー機能やCONTROL PADに支払う価値があるかを基準に判断しましょう。

BRIDGE CASTとBRIDGE CAST ONEの違い

Roland「BRIDGE CAST ONE」背面

「BRIDGE CAST」と「BRIDGE CAST ONE」の大きな違いは、本体サイズと操作方法です。

「BRIDGE CAST」は222×110×70mm、450gで、4つのチャンネルノブを備えています。「BRIDGE CAST ONE」は111×109×56mm、275gで、大型ダイヤルとチャンネルボタンを組み合わせて操作します。

配信中にマイク、ゲーム、チャット、BGMの音量を頻繁に変えるなら「BRIDGE CAST」が便利です。設定をあまり変更せず、デスクスペースを優先するなら「BRIDGE CAST ONE」が適しています。

用途別におすすめのモデル

Roland「BRIDGE CAST」シリーズ

PCゲーム配信なら「BRIDGE CAST」

PCゲーム、Discord、マイク、BGMなどを個別に操作したい場合は、4つのチャンネルノブを備える標準モデルが使いやすいでしょう。

映像はPC内で完結するため、HDMIキャプチャーを必要としない配信では、「BRIDGE CAST X」の追加機能を使わない可能性があります。

PS5・Nintendo Switch配信なら「BRIDGE CAST X」

ゲーム機の映像をPCへ取り込む場合は、HDMIキャプチャーを備える「BRIDGE CAST X」が有力です。

ただし、USB映像出力は最大1080p/60fpsです。4K入力・スルー対応と、USBから出力できる録画・配信用映像の仕様を混同しないようにしましょう。

ボイスチャット中心なら「BRIDGE CAST ONE」

ゲーム配信よりDiscordやオンライン通話を中心に使い、マイク音声を整えたい場合は、ONEでも主要なマイク処理を利用できます。

映像機能や多数の物理ノブを必要としなければ、設置スペースと費用を抑えられます。

BRIDGE CASTシリーズのよくある質問

3機種でマイク音質に違いはある?

3機種ともXLR入力、48Vファンタム電源、最大75dBのゲイン、AD/DA 24ビット、内部32ビット浮動小数点処理という共通点があります。

ただし、規定入出力レベルや入力インピーダンスなど、一部の仕様は同一ではありません。公式仕様だけを根拠に「3機種の音質は完全に同じ」と断定することは避けるべきです。

コンデンサーマイクは使える?

3機種ともXLRマイク端子に48Vファンタム電源を備えているため、48V電源を必要とする対応コンデンサーマイクを接続できます。

BRIDGE CAST Xで4K録画できる?

HDMI IN/THRUは4K/60pとHDRに対応しますが、USB映像出力は最大1920×1080/60fpsです。したがって、USB経由で4K映像をそのまま録画する仕様ではありません。

BRIDGE CAST ONEにもLINE OUTはある?

あります。公式仕様にはTRSステレオミニタイプのLINE OUT端子が記載されています。

BRIDGE CAST Xは映像スイッチャーとして使える?

HDMI入力は2系統ありますが、一度に有効にできるのは1系統です。HDMI入力間のシームレスな切り替えにも対応していません。

まとめ

Roland「BRIDGE CAST」シリーズ

BRIDGE CASTシリーズは、視聴者へ送る音と、自分がモニターする音を分けられるデュアルバス、XLRマイク入力、48Vファンタム電源、最大75dBのゲイン、配信向けマイクエフェクトを備えたオーディオミキサーです。

選び方を改めて整理すると、次のようになります。

  • PCゲーム配信と手元の操作性を重視するなら「BRIDGE CAST」
  • PS5・Nintendo Switch、HDMIカメラ、2PC配信なら「BRIDGE CAST X」
  • 省スペース性と導入価格を重視するなら「BRIDGE CAST ONE」

多くのPC配信者にとって、最もバランスがよいのは「BRIDGE CAST」です。4つのチャンネルノブを直接操作でき、HDMI機能を必要としない環境では過不足の少ない選択になります。

「BRIDGE CAST X」は、映像キャプチャーを含めて配信環境を新しく作りたい人に適しています。ただし、USB映像出力は最大1080p/60fpsで、HDMI入力のシームレス切り替えには対応しません。ここを理解したうえで選べば、映像と音声をまとめられる強力な配信デバイスです。

「BRIDGE CAST ONE」は、操作ノブの数よりも省スペース性を優先したモデルです。小型でもXLRマイク、デュアルバス、マイクエフェクト、LINE OUTを備えているため、ボイスチャットやシンプルな配信環境では十分な機能を持っています。

最上位モデルがすべての人にとって最適とは限りません。必要な映像機能、配信中の操作頻度、デスクスペース、すでに持っているキャプチャーボードを整理して選ぶことが、購入後の後悔を減らすポイントです。

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