本日、「MOGAMI(モガミ)2549」でスピーカー用TRSケーブルを自作しました!
この記事では、制作手順や使用した材料、音質の感想等をご紹介します。
はじめに
以前、「MOGAMI(モガミ)2534」でヘッドフォンのリケーブルを行いました。その際に迷ったのが、同じメーカーの「2549」です。価格や素材はほぼ同一で、唯一違うのは4芯か2芯かという点です(多分)。
当時は「4芯の方がいい音がしそう」という謎の理由で「2534」を購入したのですが、やはり両方を聴き比べてみたくなり、今回購入に至りました。
用意した材料
<材料>
・ケーブル (MOGAMI 2549)
→ 3m (¥150/m)
・TRSフォンプラグ (P12S)
→ 4個 (¥100/個)
・はんだ (KESTER44)
→ 適量
スピーカー用に1.5mのTRSケーブルを2本作っていきます。
はんだは前回の残りを使ったので¥850(サウンドハウス価格)で済みました。既製品を買うと¥5,000~6,000するみたいなので、自作すると相当節約になります。
作り方
詳細な方法については、様々なサイトで説明されているため、ここでは簡潔にまとめます。
① 黒の被覆を2cm程度ニッパーで剥きます。
② 青線1本、白線1本、シールドが出てきます。5mm程度被覆を剥きます。
③ プラグカバーとビニールチューブを通します。
④ ペンチで金具を広げはんだ付けしやすいようにします。
⑤ 青線=HOTをTIP、白線=COLDをRING、シールド=GNDをSLEEVEへはんだ付けします。
⑥ ペンチで金具をかしめます。
⑦ チューブとカバーをかぶせ片側完成。
⑧ 反対側も①~⑦の工程を行い完成。
フォンプラグは内部が狭いので、2芯だとかなり作業が楽です。
前回はかなり苦戦して時間もかかりましたが、今回は1時間で2本作れました。
ヘッドフォンリケーブルと同時期に「2534」のスピーカーケーブルも作っていました。
音の感想
さて、スピーカーにつないで実際の音を聴いてみましょう!
「2534」と比較しての音質レビューです。
まず、最も大きかったのは帯域バランスの変化です。低域は重心が上がりやや腰高な印象。かといって軽く聞こえるわけではない絶妙な塩梅。高域はかなり明瞭となり、天井が高くなった感じ。ハイハットやシンバル類のディテールがはっきり見えるようになりました。その影響か、左右の広がりも増したように感じます。
また、解像度についても変化がありました。2534は、ややザラつきを感じるサウンドでしたが、2549ではそういった印象はなくなめらかに聴こえました。
「ほとんど変わらないだろう」と思っていたので、意外な結果に驚きです。2534の出音も別に不満はなかったのですが、聴き比べてみると個人的には2549の方がクリアで好みですね。
まとめ
いかがでしたか?
MOGAMI2549で作るスピーカーケーブルとその音質レビュー記事でした!
参考にしていただければと思いますm(__)m