【自作PC】予算10万円!Ryzen5 7600X搭載パソコン!

昨年9月30日に発売されたAMDの最新CPU「Ryzen 7000シリーズ」

Ryzen7000シリーズは、新アーキテクチャとなる「Zen4」を採用したデスクトップ向けCPU。CPUソケットは長らく使用されてきた「Socket AM4」から「Socket AM5」へと進化。

最新規格のPCI Express 5.0DDR5メモリにも対応し、大きな話題となりました。

また、今月にはTDP65Wの省電力版も発売され、注目している方も多いのではないでしょうか?

そんなわけで、今回は最新の「Ryzen7000シリーズ」を使った自作PCの構成を考えてみたいと思います!

予算は10万円(※OS・グラボ除く)とし、どこまでやれるか探ってみましょう!

目次

予算10万円の構成例

【CPU】Ryzen5 7600X BOX ¥35,497
【クーラー】DEEPCOOL AK400 ¥3,280
【マザー】MSI PRO B650M-A WIFI ¥27,328
【SSD】crucial P5 Plus 500GB ¥7,974
【メモリ】crucial DDR5-4800 16GB ¥6,870
【電源】SMART 500W STANDARD ¥5,744
【ケース】Thermaltake Versa H17 ¥3,480

【合計】¥90,173

価格は2023年1月29日時点の価格.com上の最安値です。

現在もっとも安価に入手できる「Ryzen5 7600X」を中心に考えてみました。

ただ、「Ryzen7 7700X」も4.7万円前後で買えますので、若干予算オーバーですが検討する価値はあると思います。

CPU

スクロールできます
コア/スレッドクロックTDP参考価格
Ryzen9
7950X
16C/32T4.5/5.7GHz170W¥85,000
Ryzen9
7900X
12C/24T4.7/5.6GHz170W¥67,000
Ryzen9
7900
12C/24T3.7/5.4GHz65W¥70,000
Ryzen7
7700X
8C/16T4.5/5.4GHz105W¥47,000
Ryzen7
7700
8C/16T3.8/5.3GHz65W¥54,000
Ryzen5
7600X
6C/12T4.7/5.3GHz105W¥36,000
Ryzen5
7600
同上3.8/5.1GHz65W¥38,000

Ryzen7000シリーズは上記7種類。最大クロックは全モデル5GHzオーバーと、非常に頼もしいラインナップ。

現在、TDP65Wモデルの方がX付きモデルより高いという“逆転現象”が生じていますが、発売間もないというのが要因であり、しばらくすれば落ち着いてくると思われます。

Radeon Graphics 搭載!

グラフィックボード(GeForce RTX3060)

また、本シリーズの特筆すべきポイントとして、全モデルに「Radeon Graphics」が搭載されている点が挙げられます。従来のRyzenといえば、(5700Gや5600Gなどを除き)グラフィック機能のないモデルが主流で、画面描写を行うためにはグラフィックボードが別途必要でした。

Ryzen7000シリーズではそれが不要なので、その分安く組むことができます!

性能は最低限なので、本格的にゲームをしたい方はグラボを用意しましょう。

CPUクーラー

TDP65Wの「Ryzen9 7900」と「Ryzen7 7700」には「Wraith Prism(画像左)」、「Ryzen5 7600」には「Wraith Stealth(画像右)」というCPUクーラーが付属しますが、それ以外のモデルには付属しません。

今回は、安価な上に静かでよく冷えると各所で話題のDEEPCOOL「AK400」を選んでみました。

マザーボード

Ryzen7000シリーズ対応のチップセットは、X670E、X670、B650E、B650の4種類。

予算の制約上、もっとも安価なB650から選びましたが、それでも約2.7万円となかなかのお値段。やはりDDR5メモリ対応マザーはまだまだ高いですね。

メモリ・SSD・電源

残り約2万円で「メモリ・SSD・電源・ケース」を選んでいきましょう。

メモリはDDR5、SSDはGen4で、安価かつ高性能な製品をピックアップ。

Ryzen7000シリーズではDDR4メモリは使えません!

電源は私も使っているThermaltakeのSMARTシリーズから。今回の構成なら500Wもあれば十分です。

ケース

マザーがMicroATXサイズなので、ケースもそれに合ったものをチョイス。

こちらはThermaltake製のMicroATXまたはMini-ITX用のコンパクトなケースです。

ほぼ同価格でサイドパネルが透明のバージョンもあります。

まとめ

いかがでしたか?

予算10万円で組む「Ryzen7000シリーズ」搭載PCのご紹介でした!
ぜひ、参考にしてみてくださいm(__)m

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