2023年10月13日、WARM AUDIOはTUBETECHのコンプレッサー「CL1B」のクローンと思われる新製品「WA-1B」の発表を告知しました。
この記事では、現在までに判明している「WA-1B」についての情報を日本最速でまとめています!
WARM AUDIO「WA-1B」の発表
WARM AUDIOは、米国テキサス州に本社を置く2011年に創業された新興の音響メーカー。1176やLA-2Aなど誰もが知る往年の名機を、高精度かつ低価格で再現(クローン)する技術は世界中のミュージシャンから評価を得ています。
「WA-1B」の情報が初めて公開されたのは10月13日。Instagram上のWARM AUIDIO公式アカウントの投稿です。これによると詳細は10月19日発表のようです。
bio(プロフィール)内リンクへの誘導があるので、さっそくプロフィールを覗いてみると、以下のリンクが貼られていました。
メールアドレスを登録すると、いち早く詳細が受け取れるようですね。
TUBETECH「CL1B」について
WARM AUDIO新製品「WA-1B」のモデルとなったのは、TUBETECHのコンプレッサー「CL1B」だと考えられます。
「CL1B」は、真空管による温かで自然なサウンドが特徴で、世界中のレコーディングスタジオで使用されている業界標準のコンプレッサーです。この鮮やかな青のパネルには見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
Softubeによって開発されたプラグイン版も有名で、プロだけでなく我々DTMerにとってもなじみ深いコンプレッサーです。
WARM AUDIO「WA-1B」の価格
サウンドハウスの商品ページによると、日本での「WA-1B」の販売価格は税込¥178,000!
税込でこの価格ですからかなり魅力的です。
日本での定価は税別52万円(米国での希望小売価格$4,350)と、完全にプロ向けの価格帯であり、庶民にはなかなか手の出せない代物です。
WARM AUDIO版の「WA-1B」の価格はまだ発表されていませんが、もし十万円台で購入できるのであれば、ホームスタジオへの導入もかなり現実的になってくると思う一方、昨今の物価高や円安を考えるとニ十万円台となる覚悟はしています。
ちなみに、Heritage Audioも去年「Tubesessor」という名前で「CL1B」のクローンと思しき製品の販売を始めており、その希望小売価格は$2,499。WARM AUDIOの「WA-1B」は、これよりも安価になるとみています。
まとめ
WARM AUDIO新製品「WA-1B」についての速報記事でした。
公式からの発表があり次第、その内容を随時追記していきたいと思います。