UPS輸入の疑問解決!関税/日数/土日配達/ヤマトへの引継変更など

先日、国際配送業者「UPS」を使って、台湾から中国経由で荷物を輸入しました。この記事では、UPS輸入にまつわる様々な疑問点について、私の経験を交えつつ解説していきます!

目次

UPS輸入した理由

UPSで台湾から輸入したプレスCD

私は個人で音楽活動をしており、定期的にCDをリリースしています。今回の作品では台湾にあるCDプレス業者を利用したため、UPSで輸入をすることになりました。海外CDプレス自体は過去に何度も行っているものの、通常は日本の業者が仲介してくれるため、輸入がどのように行われているかはまったく知りませんでした。

海外の工場から直接自宅へ発送されるという経験は今回が初だったので、正直不安はありました。おそらくこの記事を読まれているみなさんもそうだと思うので、到着までの流れを可能な限りくわしく書いてみます!

UPS(United Percel Service, Inc.)とは、アメリカ合衆国に本社を置く配送業者です。アメリカ国内にとどまらず、世界中の荷物をグローバルに取り扱っています。

UPSの荷物何日で届く?台湾から日本は3日

UPSの追跡データ

みなさんが抱えるいちばんの懸念は何といっても「ちゃんと届くのか?」という点でしょうが、ご安心ください。実際の追跡データを見ながら解説します。

まず8/7(水)に台湾の台北で集荷が行われ、台湾桃園国際空港(TPE)に到着。その日のうちに中国の深圳宝安国際空港(SZX)へ輸送。8/8(木)は通関手続などが行われたものとみられます。そして8/9(金)未明、UPSの貨物便で日本の関西国際空港(KIX)へ向けて出発し、約5時間後に到着。そこでUPSからヤマト運輸へと引き継がれ、8/10(土)愛知県にある自宅へ配達されました。

内容をまとめると、8/7(水)に発送されて8/10(土)に配達されたので所要日数は3日ということになります。普通に速いですね。

UPSからヤマト運輸への引き継ぎ/変更は?

「輸送中」となっているが実際には配達が終わっている。

日本に到着したUPSの荷物は、業務提携を結んでいるヤマト運輸へ引き継がれますこの手続きは我々がする必要はなく自動で行われるようです。

【追記(24/9/22)】今回はUPSの休業日である土曜日が配達日となったため、ヤマト運輸へ引き継がれた可能性があります。平日や首都圏の場合はUPS自身で配達することもあるようです。

ただ、ここで1点問題があります。それはヤマト運輸の追跡番号がUPSの追跡画面からは分からないという点です。たとえば、上のUPS追跡画面では「輸送中」となっていますが、実際にはすでに自宅に配達されています。

UPSかヤマト運輸に直接問い合わせれば教えてくれるのかもしれません(?)。とりあえず日本到着翌日に配達されると思って準備しておくと良いと思います。

UPSは土日も配達してる?日時指定は不可

ヤマト運輸へ引き継がれたUPSの荷物

こちらがヤマト運輸の追跡画面です。前述のとおり、この追跡番号は届いた荷物に貼られている伝票で初めて知ることになります。

ヤマト運輸による配達なので、平日も土日も関係なく毎日行われます。ただし、配達日や時間帯指定はシステム的にできないようなので要注意。今回は初回の配達で受け取れたので、再配達については不明です。

UPSの関税はいつ払う?

UPSによる荷物の輸入は、受取時に関税や消費税を現金で支払う必要があります。これらは輸入する商品の品目や金額によって変動するため、詳細は税関のホームページなどを参照ください。

輸入消費税の計算方法

33,500円の商品(CD)を輸入して関税は0 消費税は2,600円

今回、33,500円の商品(CD)を輸入して関税は0 消費税は2,600円でした。輸入にかかる消費税(10%)は、内国消費税(7.8%)と地方消費税(2.2%)に分けて計算し、それぞれの100円未満を切り捨てた合計額です。以下がその計算式です。

内国消費税(7.8%):33,500×0.078=2,613
地方消費税(2.2%):33,500×0.022=73.7
2,600+0=2,600

まとめ

国際配送業者「UPS」を使って荷物を輸入した際のレポート記事でした。ひとつの例として参考にしていただければと思いますm(__)m

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