マスターCD用 太陽誘電That’s CD-R for masterの後継はコレ!

ミュージシャンのみなさん、CDプレスを業者に依頼する際、マスターディスクにどんなCD-Rを使っていますか?

マスターディスクといえば、言わずと知れた太陽誘電の「That’s CD-R for master」。私も何十枚と愛用していたのですが、採算が取れないなどの理由で2015年に生産が終了してしまったため、今となっては購入することができません。

とはいえ、依然としてマスターディスク用CD-Rの需要は根強く、Amazonなどでは定価の10倍近い価格で転売されているのが現状です。

この記事では、「That’s CD-R for master」の代替となりうるメディアについて考えてみたいと思います。

目次

太陽誘電について

太陽誘電は東京都中央区に本社を置く日本の電気機器製造会社。

大半のCD-Rが海外製という中で、国産メディアの存在はとても貴重でした。実際その品質は素晴らしく、太陽誘電のメディアは高い信頼性を誇っていました。

そんな中飛び込んできた事業撤退のニュース。界隈に衝撃が走りました。

このニュースを受け、当時の私はとりあえず3箱程度確保して備えました。マスターディスクが必要な際は、この時買ったものを今も使っています。

こちらもAmazonではとんでもない価格になっていますね(笑)

太陽誘電の後継品「CMCpro」

2016年(平成28年)以降、太陽誘電の光ディスク技術は台湾のCMCマグネティクスに提供され、マイクロボード・ テクノロジーから「CMCpro Powered by TY Technology」、磁気研究所から「TY-MID」として発売されている。

Wikipedia

太陽誘電 – Wikipediaにあるように、太陽誘電の技術は別会社に継承され現在も製造されているようです。

これらの後継製品を販売する有限会社セティアワークスのサイト上で、このあたりの内部事情が書かれていますので、興味のある方は読んでみてください。

要約すると、CMCproメディアは太陽誘電の品質管理基準(Aグレード)を満たしている、もし検査で基準に満たないメディアが発見された場合にはCMCproブランドとしての販売はしない、とのこと。

というわけで、太陽誘電の後継として現状もっとも信頼できるのは「CMCpro」である、と結論付けます。

Amazonでは50枚3,000円程度で購入できるようです。

マスターディスクの作成は、書き込みエラーやデータのミスなどで一発で成功しない場合もあります。もし、1枚3,000円の「That’s CD-R for master」で失敗してしまったら……相当なショックですorz。入稿直前のメンタルにはかなり堪えます。ストックとして備えておいて損はないでしょう。

もうひとつの後継品「TY-MID」

もうひとつの後継品である磁気研究所のCD-Rは50枚で1,600円とかなり安価。ですが、こちらも太陽誘電の設備を継承して製造されている製品のようです。

まとめ

というわけで、今回は太陽誘電の「That’s CD-R for master」の代替品を探す記事でした。

ここまでの流れをぶった切ってしまうようで申し訳ないですが、ぶっちゃけ今の時代の主流はCD入稿ではなくDDP入稿です。

WaveLabなど専用のソフトウェアは必要ですが、それ以外にデメリットは見当たりません。音質にこだわりがあるならなおさら推奨します。

主要なプレス業者はほぼDDP入稿に対応していますから、CD入稿派の方もぜひ一度検討してみてください。

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