初心者が最速で作曲できるようになるたったひとつの方法と4つのコツ

「思い通りの曲が書けない……」「メロディが思い浮かばない……」そんな悩みはありませんか?

この記事では、作曲に必要な技術を最短で身につけるための方法を、20年に渡る私の音楽経験をもとにご紹介します!

目次

4つのステップ

  1. 音楽に詳しくなろう
  2. ピアノを習得しよう
  3. 楽譜の読み書きをマスターしよう
  4. コードを覚えよう

この4つを満たしていれば、かなりスムーズに作曲を始められるでしょう!
順番に解説していきます。

① 音楽に詳しくなろう

作曲する上で、音楽の引き出しが多いに越したことはありません。とはいえ、作曲を始めようとするほどの人であればすでに相当な音楽好きでしょうから、ほとんどの方はクリアしていると思います。

② ピアノを習得しよう

楽器なら何でもいいわけではなく、圧倒的にピアノです。ピアノが弾けると、作曲はもちろんDTM全般で非常に役に立ちます。

なぜピアノを勧めるかというと、曲を打ち込む際にMIDIキーボードを使うからです。打ち込みとは、DAW(作曲ソフト)に音符を入力していく作業のことです。DTMでは作曲者がアレンジまで行う場合がほとんどですから、作曲後アレンジを行うことまで考えると、ピアノが弾けた方が圧倒的にラクなのです。

もちろん、マウスで打ち込むことも可能です。私もDTMを始めた頃はそうやっていました。しかし、非常に時間がかかりますし、リアルな演奏を打ち込もうと思ったらマウスではとても無理です。

完成度の高い曲を作るため、ぜひマスターしておきたい技術です。

③ 楽譜の読み書きをマスターしよう

作曲やアレンジに関するほとんどのテクニックは、楽譜から学ぶことになります。ピアノも楽譜が読めなければ習得できませんので、同時に身につけていきましょう。

楽譜の読み書きは自分で考えたメロディをDAWに入力する際にも必要です。実際は楽譜ではなく、ピアノロールと呼ばれる画面に入力していくわけですが、考え方は楽譜と同じです。楽譜が読めるようになれば、自然と書くこともできるようになります

④ コードを覚えよう

コードはメロディに伴奏をつけるために必要です。作曲とは「メロディ」と「伴奏」を考えることです。

また、コードを知っていると伴奏を簡単に記すことができるようになります。たとえば「ド・ミ・ソ」という和音も、コードであれば「C」の1文字で表せます。

市販の楽譜には、メロディや歌詞とともにコードが必ず書かれていますから、楽譜を正しく読み取るためにもコードの知識は必須です。

また、コード進行をはじめとする音楽理論を学ぶ場合にも必要となってきます。コード名を見た瞬間に構成音が即答できるレベルを目指しましょう。

作曲最速マスター術「歌本練習法」

1999~2009年のゲッカヨ

上記4条件を同時に訓練できる方法があります。それがこれからお伝えする「歌本練習法」です。

歌本とは

最新ヒット曲の楽譜が数百曲掲載されている書籍全般を「歌本(うたぼん)」と言います。かつて「月刊歌謡曲」通称「ゲッカヨ」という音楽雑誌があり、私はこれを愛読していました。

方法

「コードを調べながらいろんな曲をピアノで弾く」
これが歌本練習法のすべてです。

具体的に説明します。
権利の関係上、実際のページは載せられませんので、自分の曲で紙面を再現しました。上部にタイトルと歌手名と歌詞、その下にメロディとコードが記載された楽譜があります。

自分の弾きたい曲が載っているページを探し、右手でメロディを弾き、左手で伴奏となるコードを押さえます。

わからないコードがある場合は、巻末にコード一覧表があるのでそれを確認します。たとえば、この曲の最初のコードはDM7(レ・ファ#・ラ・ド#)です。

普通、ピアノの練習といえばこういった右手と左手の演奏がキッチリ書かれている楽譜(二段譜)を想像するかと思います。二段譜は左手(コードの構成音)が親切に書かれているので、一見便利なように思えます。しかし、「自分でコードを確認する作業」がないため、コードを覚えることに向いていません。

「歌本練習法」を何百曲と繰り返していけば、確実に100以上あるコードを覚えることができます。そして最終的には、まったく知らない曲であっても楽譜を見た瞬間スラスラ弾けるようになります。

歌本練習法のメリットをまとめると、①ヒット曲に詳しくなりながら ②ピアノ演奏 ③楽譜の読み書き ④コードの暗記 これらができるようになります。

作曲に必要なすべての技術が手に入る、最強の上達法だと思います。実際に私はゲッカヨを1999年から不定期で数年に渡って買い続け、これらの技術を習得していきました。

入手法

ゲッカヨが廃刊となった現在も、歌本自体は出版されていますのでご安心ください。

本屋に行けばこういった本が音楽誌コーナーに置いてあります。最新曲にこだわらなければブックオフ等の古本屋でも買えるでしょう。古い曲は古い曲で勉強になるので、知っておいた方がいいです。

ただし、弾きたい曲がマイナーだったりする場合、歌本に掲載されていないことがあります。そんなときは「ぷりんと楽譜」などの楽譜販売サイトを活用します!

「ぷりんと楽譜」は楽譜数250,000点以上配信中の国内最大級の楽譜配信サイト。最新から定番曲まで多様なアーティストやジャンルの楽譜を販売しています。ネットやコンビニで24時間簡単に購入・印刷が可能です。

まとめ

ここまで、具体的な作曲の方法について言及してきませんでしたが、この「歌本練習法」を数年続ければ間違いなく曲が書けるようになっています。

なぜなら、膨大な量のヒット曲のメロディやコード進行が脳にインプットされているからです。あとは、自分のセンスでそれらを組み合わせ発展させていくだけです。

遠回りに思われるかもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。初心者であればあるほど、成長が感じられると思いますよ。

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