まずはここから!作曲初心者に最初に覚えて欲しいコード

作曲やアレンジにおいてコードの知識は必要不可欠ですが、
基本的なものだけでも100種類以上あります。

いきなりすべてを覚えるのは難しいですよね?
コードには頻繁に使われるものとそうでないものがあります。

この記事では、楽器初心者の方向けに
優先して覚えるべきコードと
後回しにしていいコードに分けてご紹介します。

都合上楽譜で解説を行いますが、
図の方が見やすい方はこちらをご覧ください。

目次

基礎!メジャーコードとマイナーコード

白鍵が根音

最優先は「メジャー」「マイナー」です。
その中でも白鍵が根音になる
14個の基本形をまずは覚えましょう。

こん‐おん【根音】
和音の基礎となる音。転回などしない基本位置における三和音の一番下の音。

https://www.weblio.jp/content/根音

<簡単な覚え方>
メジャーコードの真ん中の音を半音下げると
マイナーコードになります。

ex. Cのミを半音下げてミ♭にするとCmに

黒鍵が根音

黒鍵が根音になる「メジャー」「マイナー」は、
計20個(実質10個)です。

譜面で見るとめちゃめちゃ難しそうですが、
基本形を半音ズラしただけと考えれば
分かりやすいと思います。

<同じ和音で違うコード名>

D♭とC#は同じ和音ですがコード名が違います。
♭系のキーの曲ではD♭ #系のキーの曲ではC#
といった具合で、キーによって使い分けられています。

発展!セブンスコード

これ以降はすべて応用なので、
基礎を完全に習得してからの方が効率的です。

白鍵が根音

白鍵が根音になる「メジャーセブンス」
「マイナーセブンス」「セブンス」は、
計21個です。

<簡単な覚え方>
M7:根音の半音下が長7度
m7・7:根音の全音下が短7度

メジャーセブンス(M7)は基本形に
根音の長7度にあたる音を加えたコードです。

ex. Cの長7度は”シ”、Dは”ド♯”

マイナーセブンス(m7)・セブンス(7)は基本形に
根音の短7度にあたる音を加えたコードです。

ex. Cの短7度は”シ♭”、Dは”ド”

黒鍵が根音

黒鍵が根音になる「メジャーセブンス」
「マイナーセブンス」「セブンス」は、
計30個(実質15個)です。

応用!テンションコード

白鍵が根音のadd9 sus4

白鍵が根音になる「add9」「sus4」は、
計14個です。

アドナインス(add9)は基本形に
根音の長2度にあたる音を加えたコードです。

ex. Cの長2度は”レ”、Dの長2度は”ミ”

サスフォー(sus4)は基本形の
真ん中の音を半音上げたコードです。

ex. Csus4はCのミを半音上げてファに

黒鍵が根音のadd9 sus4

(※譜面省略)

黒鍵が根音になる「add9」「sus4」は、
計20個(実質10個)です。

まとめ

いかがでしたか?

最初に基本となるコードを完全に覚えてしまえば
セブンスやテンションのある複雑なコードも
すんなりと習得することができます。

コードを効率よく覚える方法は、
また別の記事で書きたいと思いますm(__)m

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