Solid State Logic(以下SSL)は12/8(水)、新製品となる16chミキシングコンソール「BiG SiX」を発表しました!
この記事では、「SiX」や「X-Desk」と比較しながら、新しい機能や性能について詳しく見ていきたいと思います!
「BiG SiX」主な特徴
「BiG SiX」は、その名の通り「SiX」の機能を踏襲し拡張したモデルです。
より多くのチャンネルでEQやコンプが使用できるようになり、利便性が大きく向上しています。
① SuperAnalogue回路
モノラル1~4ch(とステレオ5~12ch)のインプットには、スタジオ用ミキシングコンソール「XL9000K」などにも使用されているSuperAnalogue回路を搭載。
公式サイトやマニュアルによると、1~4chはSuperAnalogueのマイクプリアンプ、5~12chはSuperAnalogueのラインアンプのようです。
・SiX:6ch
・X-Desk:16ch
② Gシリーズバスコンプレッサー
「SiX」で話題を呼んだ、4000Gシリーズの伝説的なバスコンプは 「AUTO RELEASE」ボタンが追加され「BiG SiX」にも引き継がれています。
レシオ4:1固定、アタック30ms固定、リリース100ms固定。
・SiX:搭載
・X-Desk:非搭載
③ チャネルコンプレッサー
バスコンプとは別に1~4chには専用のコンプレッサー。
レシオ2:1固定、アタック8~30ms可変、リリース約300ms固定。
・SiX:2ch
・X-Desk:非搭載
④ 3バンドEQ
1~12chには3.5kHz、700Hz、60Hzの3バンドEQ。
1~4chのみシェルフかベルか選択可(3.5kHzと60Hz)。
ステレオチャンネル(5~12ch)で使えるようになったのはかなり嬉しい進化ですね!
・SiX:2バンド(HFとLF)が2ch
・X-Desk:非搭載
新機能!16IN/16OUTインターフェイス
ここまででも相当すごい内容ですが、「BiG SiX」最大の注目機能は何と言っても“16IN/16OUT 96kHz/24bit のUSB-Cオーディオインターフェイス”が追加されたことです!
たとえば「BiG SiX」をサミングミキサーとして使いたい場合を考えてみましょう。
これまで(SiXやX-Desk)は、何本ものオーディオケーブルでインターフェイスと接続する必要がありました。ノイズ混入や音質劣化のおそれもありますし、なにより面倒でした。
しかし、「BiG SiX」ではUSB-Cケーブル1本で16ch分のやりとりができてしまうのです!
その様子は以下の動画で確認できます。
肝心のAD/DAコンバータの性能ですが、SSLラージデジタルコンソールと同クオリティのAD/DA回路を採用しているようなのでこちらも期待大です!
価格
気になるお値段は、税込¥401,500 (税抜 ¥365,000)です\(^o^)/
「SiX」が約20万円なので倍ですね。
これを高いと考えるか安いと考えるかですが、商業スタジオに匹敵するサウンドが16ch分手に入ると考えれば…安く思えてきてしまいました(笑)
うーん。欲しい!
まとめ
いかがでしたか?
SSLの新製品「BiG SiX」の紹介記事でした。
参考にしていただければと思いますm(__)m