【DTM】タイプ別コンプレッサーの特徴と使い方 / 真空管・Opt・FET・VCA・デジタル

普段何気なく使っているコンプレッサーですが、
さまざまな種類があるのをご存じですか?

今回は、代表的な5種類のコンプレッサーの特徴を
その登場した年代順にご紹介したいと思います。

目次

5種類のコンプレッサー

TUBE(真空管)タイプ

時期:1950年代~
例:Manley Variable Mu/Fairchild670 など

TUBEは真空管を回路に使用した、もっとも歴史あるコンプレッサーです。
真空管特有のサチュレーションによって得られる温かみのあるサウンドが特徴です。
圧縮目的でなく、このサチュレーションを付加する目的で使われる場合もあります。

Opt(光学式)タイプ

時期:1960年代~
例:Teletronix LA-2A/TUBE-TECH CL 1B など

Optはoptical(光学)の略で、音声を電流に変換し電球などを光らせ、
その光を受光体が感知することで圧縮を行うコンプレッサーです。
アタックの遅さによるナチュラルなかかり具合が特徴です。
ツマミの数が少ないため、直感的な操作が可能です。

FET(トランジスタ)タイプ

時期:1967年~
例:Universal Audio 1176 など

FETはトランジスタを回路に使用したコンプレッサーです。
このタイプの特徴はアタックとリリースの速さです。
スネアやキックにパンチを与えるのが定番の使い方ですが、
アタック・リリースを柔軟にコントロールできるため、様々な楽器に用いられます。

VCA(ICチップ)タイプ

時期:1970年代~
例:SSL Stereo Bus Compressor/dbx 160 など

VCAはVoltage Controlled Amprifierの略で、
電圧制御のICチップを使って圧縮を行う、比較的新しめのコンプレッサーです。
ノイズや味付けの少ないクリーンな出音が特徴で、
楽器同士に一体感をもたせるバスコンプとしてよく使われます。
SSLやAPI製のスタジオコンソールにも内蔵され、
80年代以降の楽曲の多くに用いられています。

デジタルタイプ

DAW上で動作するVSTプラグインのコンプレッサーは、当然ながらすべてデジタルです。
デジタルは、アタックやリリースなどすべての数値を厳密に設定することができ、
ノイズや味付けが一切なく、いくらでもやり直しできるのが特徴
です。
しかし便利である反面、クリアすぎるその出音に味気なさを感じる人も少なからずおり、
上で紹介したようなアナログのビンテージコンプレッサー(実機)を
シミュレートしたプラグインは非常に人気です。

まとめ

いかがでしたか?
それぞれのコンプレッサーの特徴を知ることで、
より適切な使い方ができるようになってくると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

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