5/24(水)、「Pro Tools」をはじめとする音声映像関連ソフトウェアメーカーとして知られるAvid Technologyが他社に売却される可能性があるという報道がありました。

Pro Toolsは言わずと知れた世界中の音楽業界を長年支えてきたオーディオ編集システム。特に日本のレコーディングスタジオでは高いシェアを誇っており、TwitterなどのSNSでは音楽関係者を中心に困惑する声が続出。
この記事では、AvidとPro Toolsの今後について考えてみたいと思います。

Avid身売り検討報道の詳細
あらためて報道の内容を見てみよう。ざっと探してみて一番詳しかった記事がコチラ。
ビデオとオーディオの両方のアプリケーション用の編集ソフトウェアを開発するAvid Technologyは現在、ゴールドマン・サックスと協力して、最終的に他の企業に売却する準備を進めています。
AVID Surges on Potential Sale Report
ロイター通信によると、同社は拘束力のあるオファーを求めているという。Avidの市場価値が約10億ドルであることを考えると、どのようなオファーもそれに匹敵するものでなければならず、拘束力のあるオファーがどれだけ現れるかによって、それ以上になる可能性もあります。
まだ合意は成立しておらず、そのプロセスは始まったばかりであるため、最終的にどこに至るかは現時点では誰にも分からない。
どこに買収されるか、そしてそれが成立するかどうか、現時点では不明だそう。
というか、買収してくれる企業をこれから探す(オファーを求めている)という感じなのだと思う。だから、最終的に手を挙げる企業が現れずに終わるという可能性も考えられる。
Avidを買収するのは?
さて、10億ドルもの巨額を用意することができて、音楽や映像に関係する企業……となると、かなり限られてくる。可能性は低いと思うが一部では、Aで始まってeで終わるあの企業?との声も上がっている。もしそうなればかなり心強いが……(株価が大幅上昇するのも頷ける)。
すくなくとも、Gibsonに買収され早々に開発終了になったSONARみたいな悲劇的結末は迎えないかと(笑)。

まとめ
Avidが他社に売却される可能性があるという報道について簡単にまとめてみました。
これ以上憶測で書くのもアレなので、おとなしく続報を待ちたいと思います。